神道や日本文化のメモ帳

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大祓祝詞 1 

 中臣(なかとみ)の祓詞とも呼ばれた。

古語拾遺によると、奈良時代以前から存在していたことがわかる。

神社神道祝詞としては、千二百年前から今に至るまで、祭りの際に唱えられる詞として、非常に長い間存在している。

 

誰が作ったものか明らかではない。

約九百字で成り立っている。

(般若心経は四百字)

 

祓いの起源は記紀によれば二つ。

 

イザナギノミコトがイザナミノミコトを追って黄泉の国を訪れた時のこと、醜い亡骸を見てそれに触れた穢れを祓い清めるために禊をされた話。

 

スサノヲノミコトが暴れまわり、神聖な場所を汚したり数々の罪を犯した時、天照大御神は岩戸の中に隠れてしまう。

その後、無事復活され世界に太陽が戻る。