神様はいるかいないか、という問いに対して
時々、神様はいるかいないかという話になることがある。
(ある場所を指して『ここに神様はいるいない』との問いもある)
神様はいるのか、いないのか。
この二択で考えるとき、
神道の視点とは乖離しているように感じる。
いるか、いないか、の二択。
一神教の視点にも近い。
人間を数えるときみたいだし、
物体のようだ。
全てのもの(八百万)に神が宿るという見方は日本人特有のものだ。
私は基本的にその次元で生きているので、
ここ(場所)に神様はいないと感じる、と言われた時、『その人はそう感じるのだな』と思うのみ。
その場所で祈りを捧げている人がいれば、その人に問うとまた違う答えが返ってくるだろう。
そんな不確実な揺れ動くもの。
いるいないという言葉では語れないものだと思っている。